
当クリニックでは乳がん検診・乳がん検査に重点をおいて診療を行っております。いつでも診察・検査は受けていただけますが、女性技師によるマンモグラフィ撮影をご希望の方はご予約下さい。
視触診
院長は乳腺専門医です。15年以上の乳がん治療経験に基づいた確かな技術で診察いたします。
マンモグラフィ
日本医学放射線学会の仕様基準に適合した、最新のマンモグラフィシステムを導入しております。
女性技師は下記の時間帯に撮影いたします。
月・水・金曜日 : 14時〜16時
火曜日 : 17時〜19時
土曜日 : 10時〜12時
ご予約下さい。→ 0721-20-1500
マンモグラフィ検診精度管理中央委員会
エコー
フルデジタル超音波診断装置を導入しております。
乳房、甲状腺、血管、腹部の画像診断を痛みなく行えます。
診察に引き続き院長が直接行います。
とくに予約の必要はありません。

がんの大きさをステージとして表しています。ステージ0が検診のターゲットとなります。ステージ0からの治療を目指しましょう。
| しこりの大きさ | リンパ節転移 | 10年生存率 | |
| ステージ1 | <2cm | (−) | 90% |
| ステージ2 | 2〜5cm | (−) | 80% |
| ステージ3 | 2〜5cm | (+) | 60% |
| ステージ4 | any | any | 30% |
| ステージ0 | 0 | 0 | 99% |


A1. 痛いです。ただ、マンモグラフィでは狭くはさんで乳房の厚みを薄くすることで、病変をよりはっきりと写し出すことが出来ます。超音波検査は、全く痛みを伴いません。

A2. 厚労省は2年に1度のマンモグラフィ検診を推奨しています。

A3. 40歳以下の乳がん症例のうちマンモグラフィで検出されたのは1/3です。
若年層(特に日本人女性)の乳房は、ほとんどが高濃度乳腺であり、病変が成城乳腺に隠されてしまうことがあります。

A4. 超音波検査は有効です。マンモグラフィ検診で、特に高濃度乳房を対象にした場合、超音波検査を併用すると、乳がん検出率は17%アップします。
若年層(特に日本人女性)の乳房は、高濃度乳腺ですので、マンモグラフィ単独では病変が成城乳腺に隠されてしまうことがあります。
ただし、乳房石灰化の検出方法はマンモグラフィが勝ります。

A5. 40歳以下の乳がん検診の有用性は、コスト(医療経済性)の点から認められていません。
私の経験で、恐縮ですが、平成19年の乳がん手術患者様90人中、30歳未満の患者様が4名(24歳、27歳、29歳、29歳)おられ、このうち3名の患者様にリンパ節転移があり、全員の患者様が抗がん剤治療を受けられています。

A6. いくつかの危険因子が報告されています。
・年齢
・未婚
・初潮年齢
・肥満 (???)
・血縁に乳癌患者さんがおられる
・一部の良性乳腺疾患にかかったことがある

A7. アルコールは1日平均2杯以上摂取すると、
乳癌の危険因子になり得ます。
日本酒一合、ビール小ジョッキー、ワイングラス1杯が1杯の目安だそうです。

A8. 危険因子になりえます。
肺ガンや食道癌、胃ガンではあきらかな因果関係があります。
乳癌でも2006年厚生労働省の報告で、因果関係が報告されました。
副流煙についても乳がんと弱い関連があると報告されています。

A9. 運動不足は乳癌と関係ないでしょう!?
運動不足は危険因子と報告されています。
閉経前の女性では、運動が発病リスクを低下させるかどうか結論がでていません。
しかし、閉経後の女性では、定期的に運動を行ったほうが乳がん発病リスクが低くなることがほぼ確実です。
ほぼ毎日精力的に運動 < 4時間/週運動 < 4時間/週サイクリング < 読書、、、、、

A10. リスクの増加はわずかですが、危険因子となり得ます。
ただし、エストロゲン単独の補充療法に関しては、乳がん発病リスクとの関連はまだはっきりしていません。
乳癌にかかられた患者さんは、ホルモン補充療法は禁忌です。

A11. 乳がんには遺伝が関係するものとそうでないものがあります。欧米では5〜10%の乳がんが遺伝性です。
日本では、2〜5%程度と推測されています。
家系内(注1)に乳がんの患者さんがいる女性は、乳がんの発病リスクが2倍高くなると考えられています。
注1:親、子、姉妹

A12. 乳房温存や再建など、女性としての自信を失うことのない治療方法について紹介してください
A:近畿大学乳腺外科ではQOLを高める一つの方法として、
この10年間、乳房温存に積極的に取り組んできました。
T<3cm→乳房温存手術
T>3cmや多発→術前化学療法、同時再建手術

A13. 保険適応がある場合、2cmのしこりの方を例に、いぬいクリニックを受診されたとしましょう。


1
鏡の前で乳房をチェック
まず、鏡の前に立ち、両腕の力をぬいて自然に下げたまま次のことを調べます。
a. 左右の乳房の形や大きさに変化はないか。
b. 乳首のどこかに皮膚のへこみやひきつれはないか。
c. 乳首がへこんだり、ただれが出来ていないか。

2
両腕を上げた状態での再チェック
両腕を上げた状態で、a.b.c.で同じことを調べます。
(しこりがあるとそこにへこみが出来たり、ひきつれが出来たりすることがあります。)

3
あおむけになってしこりをチェック
仰向けに寝て、あまり高くない枕、あるいはタオルを折り、背中の下に入れます。
左手を上に上げ、頭の下に入れるようにします。
右手の指をそろえて伸ばし、まず左乳房の内側を調べます。
※注意:乳がんの自己検診を行う時は、指先で乳房をつままないようにすることが大切です。

4
あおむけになってしこりをチェック
同じ姿勢のまま、左腕を自然な位置に下げ、今度は乳房の外側の部分を外から内に向かって、柔らかく、しっかりと滑らせて調べます。
右乳房も同様の方法で調べます

5
わきの下のリンパ節と乳頭をチェック
起き上がり、右手の指をそろえてのばし、左ワキの下に入れてしこりがあるかとうか指先で確かめます。
右のワキの下についても同様の方法で調べます。

6
分泌物をチェック
左右の乳首を軽くつまんで、乳を搾るようにし、血液の混じった分泌物が出ないかどうかを確かめます。















